自分の指した将棋などで考えたこと参考になったことなんかをメモしていきます。
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初形金銀入れ替えを考える。
2006-09-22-Fri  CATEGORY: 雑記
腰掛け銀ネタもあるのですが、その前に初形金銀入れ替えで考えてみたことを書きますか。

ちょっと長くなるので、この後はつづきを表示をクリックしてください。
初形図を比べながら考えましょう。

現在の将棋の初形図は第1図。
1.gif

で、金銀を入れ替えると第2図。
2.gif

ガラリと印象が変わるのは何故でしょうね。



思ったことをいくつか列挙。

1.現在の将棋に慣れすぎているということもあるかもしれませんが、
第1図の配置がいかにスマートで機能的であるかということ。

仮に第2図から▲7六歩△3四歩▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7八銀△3二銀▲2四歩△同歩▲同飛と横歩取り風に駒を進めると△8八角成▲同金△3三角でギャフン(笑)。
かといって、▲7八銀で▲7八金と上がるのは、薄い感じがしますよね。
7八金、7九銀の形、あるいは7七銀、7八金の形といった、金の上下に銀がくる形は固いのだなと感じさせます。
そういう意味で、第2図から▲6八金?▲4八金とする初心者囲いはこの場合かなり固い。
角がピンチですが(笑)。

2.第2図は▲7六歩△3四歩▲2二角成は手損ではない。
以下△同金▲6八銀△4二銀▲7八金△3二金となれば、同形で先手番になる。

3.片方の金を攻めに使う必要がある。
これは玉の囲い方に関連があります。
どういうことかというと、玉は基本的に真ん中以外の場所に囲いますよね。
矢倉なら8八へ、美濃囲いなら2八へ玉を移す。
すると、矢倉の場合は3九の銀が、美濃囲いの場合7九の銀が玉から遠い駒になります。
第3図は美濃囲いに囲うべく玉を2八まで持っていった図(便宜的に飛角を削除)。
4.gif

第3図を一目見て、7九の銀を囲いの駒として使うには時間がかかるなあと思いませんか。
6九金を囲いに使う場合、2手ないし3手かかります。
7九銀を囲いに使う場合、3手ないし4手かかります。
「玉の囲いは金銀3枚、攻めの理想は飛角銀桂」
かくて、7九の銀は攻撃の先陣を切るべく最前線へ出動する。

第2図の場合も同様に3九の金を攻めに使うことを念頭に考えるべき。
まあ、現在の玉は固いほうが良いという風潮からすれば、
普通は第2図から、いかに固い穴熊を組むかで苦心するのでしょうかねえ。

4.金銀の初形が愚形である。
囲いを作る際、金は角筋に入らない位置、横の筋と縦の段数が足して奇数になる位置が好位置になります(つまり、7八や6九は角筋に入っていないし、7+8=15または6+9=15ですね)。

銀は横の筋と縦の段数が足して偶数になる位置が好位置になりやすい。
足して奇数になる場合は金にヒモをつけた位置であることが望ましい(美濃囲いの3八銀や銀冠の2七銀、木村美濃の4七銀など)。

ところが、第2図は金は足すと偶数の位置にいるし、銀は奇数の位置にいる。何たる愚形。



で、これらから考えたこと。

1.3九金、7九金の生かし方。
仮に第2図から早囲いの矢倉を目指そうとしたとき、第4図の先手の陣形になります。
後手陣は第1図から早囲いを目指した形。これらの陣形を作るときにかかる手数は同じです。
5.gif

見てわかるのですが、玉を深く囲うつもりなら7九金型は6九金型よりも一応固い。
第4図の先手は二段目の飛車打ちで王手がすぐにかかるものの、一応、囲いが完成したといえますが、第4図の後手は金が浮いている関係で△3二金の一手が確実に必要になります。

シミュレートして気付いたのですが、
第1図の場合、玉が動いた位置へ金も近づいて囲いを構築するが、
第2図の場合、金の位置へ玉が近づくことで囲いが構築されると言えるのではないでしょうか。
そのため、深く囲う場合は金を動かす手間が省けると考えられます。
愚形でも生かしようがあるわけですね。

2.4九銀、6九銀の生かし方。
第2図では2枚の銀を使って囲いを作ることになりそうです。銀が近いことを利用したい。
第1図から銀が横並び、あるいは縦並びの好形を作ろうとすると、かなりの手数を要することに気付かれますか。
横並びは最低で4手、縦並びは5手かかります。
6.gif

第5図は銀だけを抽出した図。
ここから▲6八銀(▲4八銀でもOK)?▲5八銀の2手で横並びの好形ができます。
さらにこのあと、▲5九銀、▲5七銀左(▲5七銀右)、▲6七銀右(▲4七銀左)、▲6九銀(▲4九銀)のいずれかに動かせば、縦並びの好形ができます。


例えば、第6図。
7.gif

玉と銀を動かすだけで、それなりの囲いができました。


さて、具体的にどのような駒組みをするかは、後日、続きを書きます(続くのかよ)。
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